みなさん、こんにちは
来月から新年度、当道場では9月と新規生を迎えるこの時期に審査を行います
今回初めて受審する者もいて普段通い慣れた元気なキッズ達もこの日は審査特有の只ならぬ張り詰めた雰囲気に少々委縮しているようでした
今回の審査は白帯~黄帯、青帯以上の2部制で行い各級とも基本、形、組手の審査を行います
今回は2名が昇段審査に挑戦し、初段審査の項目は上記に加え連盟が指定する10の立ち方の説明、初級に対する指導法、会派の技法審査があります
第1部 初級クラス審査
画像こそありませんが基本は級ごとに分けて行いました
特に形の審査は1人ずつ行うので初めて受ける子は緊張したと思います
第2部 中・上級クラス審査
こちらの受審者達は過去何度も審査を受けてきたので落ち着いていましたが形審査となるとやはり緊張感が伝わってきました
昇段に挑む2名、初段審査における会派技法と指導法審査
黒帯たるもの先生に代わり指導もできないといけないので、まだ成熟してない初級クラスを相手にいかに分かりやすく、且つ的確な指導ができるかを審査します
翌週、審査結果の発表 初級クラス編
級が上がって新しい帯になる子達、当道場は2階級ずつで区切っています
続いて中・上級クラスの発表
初段合格者 2名
道場内の審査ではありますが今回の合格率は80%、残りの2割は不合格となりました・・・合格の行方を左右する基準の一つに形があります
何故、形を重要視するかと言うと組手は相手との相性や修行年数が短くても年齢や体格、性別、身体能力でそれなりに対応できてしまう場合があります(1年やっている低学年より半年しかやってない高学年の方が強くなるなど)
ただし、形はやった分だけ身になるので年齢、性別、体格に影響されず基本を研磨し形を黙々と稽古すれば空手とどれだけ向き合ったかすぐ分かります(付け焼きのごまかしが効きません)
今回、不合格となった者は形の動作順序や、立ち方の不備が決め手となり審査当日までの準備不足を否めませんでした。その中には幼児もいて習い事ごときで少しシビア過ぎやしないか、と思われるかもしれませんが同じ年で当日まで必死に覚えやり切った子達がいる、形の順番間違えは年齢関係なく試合でやると即反則負けとなります
試験である以上、基準に満たなければ合格にならない現実と一度落ちた者は次回からしっかり準備することを伝えるのがこの審査の主旨であります。
昇級した者は名前札を移動します
初段合格者は一番最上段の位置に移動します
今回昇段した2名、黒帯は目的地ではなく出発地点です、本当に上達するのは黒帯なってからです、周りのお手本になるよう技だけでなく人格共に立派な空手家になって下さい
それでは、本日これにて